| 介護にかかる費用にはもちろん個人差があります。
介護度が低ければホームヘルパーなどを利用することも少なく、改修にもさほど費用はかかかかりませんが、介護度が高ければ、より多くの助けと費用が必要となってきます。
そのことをふまえた上で、介護保険の範囲外でかかるとされている費用の平均は675万円です。
介護にかかった費用は100万円未満、との回答は28%と多いものの、2000万円以上と答えた人も一割おり、介護が長期になればばるほど、かかる費用も膨大になっていきます。
(生命保険文化センター・「生命保険に関する全国実態調査」平成15年)
まずは基本的な生活の基準として、60才以上の無職世帯2人以上の平均的暮らしを見てみると、年金や恩給などの収入では生活をまかなうことができず、不足分を貯蓄の取り崩しでおぎなっていることがわかります。
| 平均実収入 |
(税金・社会保険料をひいて)19万8千円 |
| 生活費 |
平均25万円 |
| 赤字 |
5万2千円 |
単身60才以上、無職世帯の場合 |
| 平均実収入 |
(税金・社会保険料をひいて)11万3千円 |
| 生活費 |
平均14万7千円 |
| 赤字 |
3万4千円 |
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(家計調査・平成18年・総務省統計局) |
貯蓄がなければ満足な生活もできない、というのが現状です。
この上に、介護の費用負担がかかったらどのような状態になるのかは、想像に難くないところです。
つまり、私たちの老後には、生活費の不足分をおぎなうための貯蓄プラス、介護のためのなんらかのそなえが必要なのです。 |